浜松餃子とは
そもそも浜松餃子ってなに?
毎年の餃子消費量日本一を争う浜松市が誇るB1グルメ『浜松餃子』
浜松餃子は「3年以上浜松に在住して浜松市で製造されている事」が条件とされていますが、
浜松で製造されている事が重要で、浜松餃子の特徴とも深い関わりがあります。
浜松餃子を一言で表す定義は、『浜松市内で製造されている事』です。現在では、この定義をよりピュアにする為に、『3年以上浜松に在住して』という条件を付加しました。が、つまる所、浜松で作られている事が重要で、それが特徴と結び付くのです。
(引用:浜松餃子学会HPより)
現在浜松市では現在80軒以上もの餃子専門店があり、
居酒屋や持ち帰り専門店などを含めれば餃子を提供する店は300軒以上もあるといわれています。
浜松市で餃子が愛された
3つの理由
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1.中国からの文化的影響
大正時代、浜松には多くの中国人が住んでおり、中国の方が中国料理のお店を営み、そのメニューの中に餃子もあったそうです。
ですが、当時の餃子は肉中心の焼き餃子でした。
その後、第2次世界大戦後の混乱期に中国から帰還した復員兵が現地の餃子の味を再現しようとしたのが始まりとも言われています。
当時、多くの中国人労働者が工場で働いていたこともあり、彼らが伝統的な餃子の製法を浜松に広めたという説もあります。中国現地の餃子は小麦粉・豚肉・野菜を材料としていて、戦後の物資不足でも浜松では材料が手に入りやすかったこと、これらが浜松市で餃子が愛されるようになるきっかけとなりました。日本全国で餃子は親しまれていますが、地域によって独自のアレンジがなされ、浜松でも独自の特徴が加わったと考えられています。 -
2.餃子の材料となる食材が浜松市で豊富に生産されていた
浜松市は静岡県の西部に位置しています。
太平洋の遠州灘に面しており、比較的温暖で日照時間が長いことからエシャレットやパセリ・セロリなどの野菜が栽培されています。
そういった地域的な環境により野菜が豊富だったことから、浜松餃子の特徴である、野菜多めの餃子が作られるようになったと考えられています。
また、養豚業が盛んなことから豚肉が使用され、あっさりしていながら、コクのある浜松餃子ができあがっていきました。キャベツ 玉ねぎ 豚肉 浜松市内でも生産されていますが、すぐ隣の愛知県もキャベツの収穫量全国第2位となっています。
浜松はとても有名な玉ねぎの産地です。生産量は19位ですが、温暖な気候と砂地の特色を生かして栽培が行われています。
中でも「白玉ねぎ」は日本一早い出荷で知られています。元々養豚業が盛んな浜松。行き届いた飼養管理のもと、安全で高品質な豚の飼育に取り組んでいます。「とぴあ浜松ポーク」など銘柄豚の種類が多いのも特徴です。
餃子の具にコクを出す事ができ美味しさが増します。 -
3.地域の飲食店の発展
地元の飲食店が浜松餃子を独自に開発し、地域の特産品として愛されるようにもなり、地元の人々に愛されています。そのため、浜松餃子は浜松市で特有の美味しい食べ物として根付き、浜松だけでなく、現在は全国に人気が高まっています。
浜松餃子の3つの特徴
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1.もやしがトッピングされているお店が多い
浜松市民は餃子をたくさん食べる地域で有名です。お店に行くと、浜松餃子には一緒に「もやし」がのっていることが多いです。それはなぜかというと、浜松市民はサービス精神が旺盛な人が多いようで、餃子にも付け合わせがあればいいのでは?と考えた人が「もやし」をお口直し的につけたら、ピッタリで、更に沢山餃子が食べれるということで始まったようです。このおかげもあり、浜松市民は、たくさん餃子を食べる理由となったようです。
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2.持ち帰り専門店が多い
戦後間もない頃、餃子は浜松駅周辺の屋台で売られていました。安くて美味しいと評判となり、人気を博しました。これにより郊外にもたくさんの餃子店が出店し、独自の材料や配合によりそれぞれのお店で違う多彩な味わいとなりました。
浜松市民は家で食べる文化が強く、屋台の時代から店に出向いてお持ち帰りをするという習慣があり、現在もその文化が根付いております。
自分好みの味のお店へ買いに行ったり、町内にも歩いて買いに行ける範囲に餃子店が数軒あるので、現在も持ち帰りが当たり前となっています。
また、浜松はモノづくりの街で楽器・自動車などの世界的なメーカーの本社や工場が多く、昔から共働きの家庭が多いこともあり、餃子は安くて手軽に食べられるとして、お母さんが仕事帰りに買うなど、夕飯のおかずとしても重宝されてました。 -
3.オリジナルのタレ・ラー油
独自の味を持っているお店が多いので、その味に合わせたタレやラー油をオリジナルで提供していることが多いです。ですので持ち帰りの際にも、こだわりのタレやラー油も一緒につけて提供します。